M&T Support / Mesh

フリーメッシュの品質確認と局所改善

旧M&T Supportの「不良要素を削除して node equivalence でつなぎ直す」手順をそのまま復刻せず、Coreform Cubit 2026.8 の公式Helpで確認できる品質評価と cleanup tet を中心に整理します。

1. Diagnose

まず品質を可視化する

フリーメッシュでも通常のメッシュと同じ品質指標を利用できます。形状エンティティではなく、Tet・Hex・Faceなどのメッシュ要素を直接指定します。

quality tet all
quality tet all scaled jacobian draw mesh
quality tet all aspect ratio top 10 list id

high / lowtop / bottom で対象を絞り、list id で要素IDを確認できます。採用する品質指標と閾値は解析用途に合わせて決めてください。

2. Improve

Free Tet は cleanup tet を優先

現在の公式Helpでは、フリーのTetメッシュに対して Cleanup Tet が利用できます。局所的に修正する場合は、連続したTet集合を指定するのが基本です。

cleanup tet all free
cleanup tet 200 to 300

cleanup tet all free はfree tet meshを対象に境界三角形を生成し、Tetメッシャーで最適化します。限定範囲では不連続なTet集合を与えると失敗する場合があるため、修正範囲を確認してから実行します。

Legacy note

2015年の削除+equivalence手順について

旧記事では、品質条件から悪品質TetをGroup化し、そのTetを削除した後、残ったNodeを equivalence node で接続する方法を紹介していました。これは当時のTrelis 15系での実務例です。

現在もfree meshのnode equivalence自体は公式Helpに記載されていますが、悪品質要素の削除と再接続を組み合わせる旧レシピについては、現行版で同一性・境界条件・要素接続を保持できることをこの移行作業では再実証していません。そのため本ページでは標準的な第一選択として推奨せず、必要な場合はコピーしたモデルで接続性と品質を検証してから使用してください。

Recommended loop

品質改善の確認手順

  1. 変更前に対象メッシュを保存し、品質指標と悪品質要素IDを記録します。
  2. cleanup tet を対象範囲に適用します。
  3. 同じ品質指標を再計算し、最悪値だけでなく分布と反転要素の有無を比較します。
  4. Block / Nodeset / Sideset、接続性、境界形状への追従が必要なモデルでは、それらが維持されていることも確認します。
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